アフィリエイト記事ではありません。マネージャー経験をもとに、ライバーさんに後悔してほしくない想いで執筆しました。
SNSのDMでスカウトを受けたけれど「怪しい」と感じていたり、契約書に記載されたノルマや違約金が不安で、所属を迷っていたりすることはないでしょうか。
ライブ配信を始めたい初心者の方にとって、悪質な事務所に騙されないか心配になるのは当然のことです。
たにもとTikTokやポコチャ、パルムなど、さまざまなアプリで1人1人に寄り添うマネジメントを行うエリアマネージャーのたにもとが、業界の裏側を解説します。
トラブルの多くは、公式サイトの情報だけでなく、報酬の還元率や退所時の条件を細かくチェックすることで防げます。
この記事では、悪徳な業者の手口や注意点、そして失敗しない事務所の選び方をまとめました。
前半ではトラブルが起きやすいケースや手口を整理し、後半では安心して契約するための見分け方を紹介します。高額な報酬や甘い言葉に惑わされることなく、自分にぴったりの環境を見つける参考にしてください。

ライバー事務所の悪質な実態

ライブ配信市場が急成長する裏側で、ライバーの利益を後回しにする悪質な事務所が急増しているのは、事実です。現場でサポートを続けるエリアマネージャーの立場から見ても、契約トラブルや強引なスカウトに悩む相談はあとを絶ちません。
悪質な事務所が増えた理由
ライブ配信の人気が高まり、だれでもかんたんに事務所を立ち上げられるようになりました。
特にInstagramやX(旧Twitter)のDMを使ったスカウトが急増しており、専門的な知識をもたないまま運営を始める事務所が増え、質の低いマネジメントが横行しているのが現状です。
「あなたなら絶対に稼げる」といった甘い言葉は、所属人数を増やすためだけの宣伝文句かもしれません。DMが届いたときは、まず以下の3点をチェックしましょう。
| 確認項目 | チェックの目安 |
|---|---|
| 会社情報の開示 | 公式サイトに住所・電話番号が明記されている |
| 実績の公開 | 所属ライバーの名前や活動実績が確認できる |
| SNSの質 | 使い回しではなく、具体的な情報が発信されている |
怪しいと感じるスカウトは、返信せずに無視することが一番の防衛策です。
たにもと顔を出していないマネージャーもおすすめできません。私は、相互ともに付き合っていくためには必要なマナーだと考えています。
ライバー事務所の悪質な特徴一覧!契約前に必ず見るべき6項目
| # | 項目 | 悪質なサインの例 |
|---|---|---|
| 1 | 勧誘 | DMでの「時給保証」など甘い言葉 |
| 2 | 契約 | 辞める際の高額な違約金 |
| 3 | 報酬 | 厳しいノルマと不透明な手数料 |
| 4 | 体制 | 実績不足・サポートが皆無 |
| 5 | 費用 | 登録料・機材費などの初期費用請求 |
| 6 | Vライバー | アバターの著作権を使った活動制限 |
悪質なライバー事務所には、ライバーの利益を奪い自由を縛るという共通点があります。トラブルを未然に防ぐため、契約前に以下の6項目を必ず確認してください。
1.【勧誘】DMでの「時給保証」や甘い言葉に注意
InstagramやXのDMで「未経験でも時給保証」というメッセージを受け取ることがありますが、甘い言葉の裏には不利な条件が隠れているケースが少なくありません。
多くのライブ配信アプリは「投げ銭(リスナーからのギフト)」による成果報酬が基本です。事務所が提示する高額な時給には、以下のような厳しいノルマがセットになっているのが一般的です。
- 月の配信時間が100時間を超えること
- 目標に届かなければ時給は発生しないこと
- 半年以内の退所には高額な違約金を支払うこと
すべて教えてください」
と担当者に質問しましょう。
公式の還元率を大きく上回る提示には、
必ず裏があります。
2.【契約】辞める際の高額な違約金がある
契約書の細かい文字をすべて確認しないままサインしてしまうと、辞めたくなったときに高額な違約金を請求されるトラブルに発展する恐れがあります。特に以下の3点は必ずチェックしてください。
- 契約期間がどれくらいあるのか
- 途中解約に数十万円以上の違約金が発生しないか
- 退所後、配信を禁じる「移籍制限」がないか
たにもとピクノアでは、契約満了後の対処後の他事務所の移籍の制限はございません。
以下、このような注意喚起もされております。参考にしてみてください。
公正取引委員会は、ライバー事務所(注1)4社(以下「4社」という。)に対し、本日、次のとおり、4社の行為が、独占禁止法第19条(不公正な取引方法第12項(拘束条件付取引)又は第14項(競争者に対する取引妨害))の規定の違反につながるおそれがあるものとして注意を行った。
(注1)ライブ配信活動を行う者(以下「ライバー」という。)のマネジメント事業を行う事務所を運営する事業者。
第1 4社に対する注意について
1 関係人
2 注意の概要等
⑴ア 4社はそれぞれ、「Pococha」と称するライブ配信プラットフォーム(注2)(以下「Pococha」という。)におけるライブ配信に係る株式会社ディー・エヌ・エー(以下「DeNA」という。)との取引額(注3)が上位のライバー事務所である。
(注2)DeNAが提供する、スマートフォン等において誰でもインターネット上でライブ配信を通して楽しむことを可能とする日本発の国内利用者数No.1のライブ配信プラットフォームであることをうたうプラットフォーム。
(注3)4社はそれぞれ、自社に所属するPocochaのライバーに対しマネジメントを行い、当該ライバーによるライブ配信活動により、DeNAから報酬を得ている。
イ 4社はそれぞれ、自社に所属するPocochaのライバーとの間で締結したマネジメント契約において、合理的な理由が認められないにもかかわらず、当該ライバーの移籍や独立を牽制する目的で、当該契約終了後一定期間、
(ア) ライブ配信活動を行うことの禁止
(イ) 他のライバー事務所との間でマネジメント契約を締結することの禁止
(ウ) 自社と同種の事業を営むことの禁止
の全部又は一部を内容とする旨の規定を設け、当該契約終了後における当該ライバーの事業活動を制限している事実が認められた(別表参照)。
⑵ ライバー事務所が、自社に所属するライバー(以下「所属ライバー」という。)との間で締結したマネジメント契約において、所属ライバーの移籍や独立を牽制する目的で、営業秘密等の漏えい防止の目的の達成のために合理的な必要性かつ手段の相当性が認められないにもかかわらず、所属ライバーの契約終了後の事業活動を制限する内容の規定を設けることにより、他のライバー事務所がより人気のあるライバーを容易に獲得できなくなる、所属ライバーが契約終了後新たにライバー事務所を立ち上げることが困難になる等の効果が生じる可能性があるところ、これらにより、他のライバー事務所又は新たに立ち上げるライバー事務所の取引機会が減少するような状態をもたらし、ライバー事務所間における公正かつ自由な競争に影響を与えるおそれがある。
⑶ 公正取引委員会は、前記⑴イの行為は、独占禁止法第19条(不公正な取引方法第12項(拘束条件付取引)又は第14項(競争者に対する取引妨害))の規定の違反につながるおそれがあるものとして、未然防止の観点から、4社に対し、注意を行った。
⑷ なお、本件審査の過程において、4社から、今後、前記⑴イに係る規定の内容を見直す予定である旨の申出があった。
(令和7年12月9日)ライバー事務所を運営する事業者に対する注意について
たにもと上記のライバー事務所がダメだということではありません。逆に注意喚起されて、現在は改善されている可能性が高いです。逆にいえば、安心できるライバー事務所ともいえます。
弊社も配信事業スタート時点では似たような契約を行なっておりました。こうやって健全化が進みライバーに寄り添える企業だけが残っていくのだと考えております。
また、他にも契約後の縛り以外にも罰金を支払わせる事務所もあります。
マネジメントに自信がある事務所なら、高額な罰金でライバーを縛る必要はないはずです。
契約前に「活動を辞めたくなった場合、費用はいくらかかりますか?」とストレートに質問し、その回答をメールやLINEなど記録が残る形で保管しておくことが自分を守る一番の対策です。
3.【報酬】厳しいノルマと不透明な手数料
ライバー活動で注意すべきは、お金にまつわるトラブルです。悪質な事務所は、あなたの努力を不当に搾取しようとします。
| 手口 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 達成困難なノルマ | 月100時間以上の配信や高額なギフト獲得を義務づけ、未達なら報酬ゼロという極端な設定。 |
| 不透明な中抜き | 事務所が差し引く手数料の割合を最後まで明かさない。実質的な還元率が非常に低い。 |
| 税務の放置 | 源泉徴収の説明をせず、確定申告時にライバーが多額の税金支払いに困る事態を招く。 |
最終的に自分の口座へいくら入りますか?」
と質問してみましょう。この問いに具体的な数字で即答できない事務所は、所属を避けるのが賢明です。 誠実な事務所であれば、手数料を引いた後の「正味の金額」を明確に提示してくれます。
4.【体制】実績不足・サポート皆無・パワハラ行為
「専属マネージャーがつくので安心してください」という言葉を信じたのに、活動を始めると連絡が途絶える。そんな孤独な思いをしているライバーは少なくありません。
17LIVEやPocochaの基本操作すら教えてもらえず、質問しても数日放置されるような事務所は、サポート体制が皆無といえます。
さらに見逃せないのがパワハラ行為です。成果が出ないときに人格を否定したり、「才能がない」「やる気がないなら辞めろ」と罵倒(ばとう)したりする事務所も実在します。
配信のパフォーマンスを上げるための厳しい指導と、人格攻撃は明確に別物です。担当者のコミュニケーションに少しでも威圧感を覚えたら、即座に距離を置いてください。
契約前に以下の3点も合わせて確認しましょう。
- 過去3ヶ月以内にイベント入賞者が実際に出ているか
- 所属ライバーのSNSや配信をいつでも第三者が確認できるか
- 担当者がアプリの最新機能やルールを熟知しているか
まずは公式サイトのを見て、自分の目で確かめましょう。
5.【費用】登録料・機材費など多額の初期費用の請求
悪質な事務所の中には、所属の登録料・レッスン料・配信用機材費などの名目で、数万円〜数十万円の初期費用を請求するケースがあります。「最初に投資すれば、すぐに元が取れる」という言葉は典型的な口実です。
ピクノアを含む信頼できる事務所は、ライバーの活躍によって初めて利益を得るモデルを採用しています。費用を求めてくる事務所は、ライバーを「お客さん」として扱っているに過ぎません。
たにもと費用がかかるのか、かからないのか、途中で配信をやめてもペナルティはないのかを所属前に確認しておきましょう。
6.【Vライバー特有】アバターの著作権を使った活動制限
VライバーやVTuberとして活動する場合、特有のリスクが存在します。事務所が制作・提供したアバター(キャラクター)の著作権を盾にとり、「退所後はそのキャラクターでの配信を一切禁じる」としてライバーを縛り付ける悪質なケースがあるのです。
退所後に長年育てた「顔」を失い、ゼロからやり直しを強いられるのは精神的にも大きなダメージです。Vライバーとして活動を検討している方は、契約前に以下を必ず確認しておきましょう。
事前確認することで、トラブルを未然に防げます。必ず聞いておきましょう。
悪質なライバー事務所の見分け方

悪質なライバー事務所を見分けるポイントは、契約前の面談で「不都合な質問」に誠実に答えるかどうかです。報酬の還元率や退所の条件を正直に開示できる事務所こそ、信頼できるパートナーといえます。
担当者が1人1人の悩みに丁寧に寄り添うか
| チェック項目 | 良い事務所のサイン |
|---|---|
| 返信の速さ | 相談に対し、おおむね24時間以内に心のこもったレスポンスがある |
| 言葉選び | 定型文の使い回しではなく、状況を汲み取った表現をしている |
| ヒアリングの深さ | 数値目標だけでなく、生活リズムや活動への不安を丁寧に聞いてくれる |
ライバーとしての活動は、メンタル面での浮き沈みが激しいものです。配信ノウハウを教えるだけでなく、あなた自身に寄り添ってくれる事務所を選びましょう。
最初の面談やSNSのやり取りで少しでも違和感を覚えたら、辞めましょう。返信が極端に遅かったり、一方的な指示を繰り返したりする事務所は避けるのが賢い選択です。
各アプリの特性を正しく理解しているか
アプリによって稼ぎ方やリスナー層は大きく異なります。事務所選びは「和食屋かイタリアンか」を選ぶようなもの。専門外の店では良い修業ができないように、事務所もアプリごとの攻略法を知らなければ、あなたを輝かせることはできません。
面談で次の3点を質問してみてください。
具体的な数字や事例が即座に出てこない場合は要注意です。データに基づいた戦略をもち、あなたの適性に合う「勝てる場所」を提案してくれる事務所を選びましょう。
もし悪質なライバー事務所とトラブルになった際の対処法

悪質な事務所とトラブルになったなら、一人で抱え込まず外部へ助けを求めることが最優先です。不当な違約金の請求や無理な引き止めは、自分一人では太刀打ちできないケースも多くあります。
証拠を保存し相談窓口へ連絡する
以下の窓口へ相談してください。
不当な請求に直面したときは、まず「形に残る証拠」をすべて保存してください。悪質なケースでは、反論した途端にDMの履歴を消去したり、アカウントをブロックして逃げたりする恐れがあるからです。
| 相談先 | 適したトラブルの種類 |
|---|---|
| 消費者ホットライン(188) | 契約内容の不満・強引な勧誘など、幅広い消費者トラブル全般 |
| 労働基準監督署 | 報酬・賃金の未払いや、労働条件に関するトラブル |
| 法テラス・弁護士 | 高額な違約金請求など、法的な争いに発展しそうな場合 |
| 信頼できる他事務所 | 今の契約が業界標準から外れていないか客観的な意見がほしい場合 |
「自分にも落ち度があるかも」と不安になる必要はありません。まずは専門家に状況を話し、冷静な判断を取り戻すところから始めてみましょう。
ライバー事務所の悪質なリスクを排除して安全な配信活動を楽しもう

悪質な事務所のリスクを最小限に抑えるには、正しい知識を身につけて自分を守る基準を持つことが唯一の方法です。甘い言葉や一方的な契約に惑わされず、内容を一つずつ確認すればトラブルは未然に防げます。
ライブ配信事務所ピクノアは、四国最大級の事務所として、TikTokやポコチャ、SHOWROOM、Palmuなど主要アプリに精通したマネージャーが1人1人に寄り添うサポートを提供しています。登録費用やレッスン料は一切かからず、報酬還元率は最大100%以上と透明性の高い環境を整えています。
実際に所属ライバーの90%が未経験からスタートしており、「怪しい」と感じる要素を都度改善しながら運営しております。
一人で悩む必要はありません。迷ったときはぜひピクノアにご相談ください。あなたが心からライブ配信を楽しみ、リスナーとの時間を共有できるよう、全力でサポートします。

ピクノアには他にも専門マネージャーが在籍しています。



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